ここ最近、職場で「AWS」という言葉をよく耳にするようになりました。
というか、業務で実際に使うようになっていることを実感しています!
ちょっと焦りを感じてきた。。。
ということで、初心者の私と一緒に、AWSのことについて一緒に学んでいきましょう!
キーワードをできるだけわかりやすく、噛み砕いて説明していきます!
「AWS・クラウド技術を理解する」ことを目指してゆっくりいきましょう。
「AWS」とは?
「Amazon Web Services」の略称です。
あの通販で有名な「Amazon」が提供するクラウドサービスです。
Amazonって、音楽や映画だけだと思ってた……。
IT業界向けのサービスもやっているのか。
「クラウド」とは?
「クラウド」の定義って曖昧……!?
Amazonがクラウドサービスやってるのは分かりました。
では「クラウド(雲)」とはどういうことしょうか?
クラウドサービスとは、「インターネットを通じて、必要なサービスを必要な分だけ利用するもの」です。
クラウドサービスは「大きな概念」としての言葉ですので、とても曖昧な定義となっています。
こういう「考え方」なんだな、程度で良いです。
身近なもので言えば「Gmail」や「GoogleDrive」などが挙げられます。
一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
「クラウド」の種類
クラウドには種類があり、それらがゴチャ混ぜになっているからクラウドの定義が曖昧になっている背景もあります。
クラウドは、下記の3つに分けることができます。
- SaaS(Software as a Service)
- サースと呼ぶ
- ソフトウェアを提供する
- PaaS(Platform as a Service)
- パースと呼ぶ
- 開発環境を提供する
- IaaS(Infrastructure as a Service)
- イアースと呼ぶ
- サーバー(インフラ)を提供する
そして、先ほど例であげた「Gmail」と「GoogleDrive」は「SaaS」に位置付けられます。
図解化すると以下のような感じです。
AWSでは、「PaaS」と「IaaS」を提供しています。
「クラウド」の由来
クラウドは「クラウドコンピューティング」または「クラウドサービス」と一般的に呼ばれます。
GoogleのCEO エリック・エマーソン・シュミット氏が口にしたのをきっかけに言葉が拡散していきました。
「集合体」や「団塊」という意味合いで使用されていたようです。
この方は一時期、GoogleとAppleの取締役を同時に務めていました。すごい。
しかしGoogleでは、AndroidやChromeOSの開発が始まり、Appleの主要事業と競合するようになってしまいます。
そして、Appleを辞任してGoogle一筋になりました。
現在はGoogleの持ち株会社「Alphabet」の取締兼顧問を務めています。
「クラウド」がなぜ普及したのか
サービス提供に必要なもの
何かのサービスを提供する場合、「ネットワーク」と「サーバー」が必要になります。
ネットワークは一旦置いておいて、サーバーに焦点を当てていきましょう。
- メール機能が必要なら「メールサーバー」
- データを保存するなら「DBサーバー」
- サイトを表示させるなら「Webサーバー」
①基盤となるサーバーがあり、
②使う用途によってソフトウェアをインストールし、
③メールサーバーにしたりするわけか。
こんな流れでサーバを準備します。
(やったことないけど)サーバーの準備って意外と大変なんです
サーバーを準備する際、以前は「オンプレミス」といった方法で行なっていました。
自前でサーバーとなる機材を購入し、ネットワークからアクセスできるための機材を繋いで、設定して……
考えただけでも時間と労力がかかりますね。
これらの作業コストがかからないクラウドサービスに目が向けられ、一気にサービスが広がりました。
「クラウド」と「オンプレミス」の違い
それぞれのメリット・デメリットを挙げて違いを見てみます。
クラウドのメリット
メリットとして下記のようなことが挙げられます。
- 物理サーバーが不要!
- メンテナンスが不要!
物理サーバーがないと、たくさん良いことがあります。
まず実体がないのでサーバー代が掛かりません。
そして災害などで損傷してサービス停止になる危険性もありません。
そして、実体のサーバは世界各地で管理されているため、メンテナンスする必要がありません。
クラウドのデメリット
デメリットとしては、カスタマイズがしにくいところです。
結局提供会社が準備している範囲のみでサーバー構築していくためです。
また、サービスが停止・提供会社が倒産などしてしまうと継続できなくなることが挙げられます。
AWSなど大手であれば危険性は少ないと思いますが……その可能性はないとも言えません。
オンプレミスのメリット
メリットとして下記のようなことが挙げられます。
- サーバー本体からセキュリティまで独自に構築することが可能
- コストを固定できるため、予算化しやすい
独自のセキュリティ技術で守らなければならない重要機密情報などがあればオンプレミスの方が良いでしょう。
そういう情報は、、、よっぽどの企業ではやらないと思いますが。
オンプレミスのデメリット
メリットの裏返しとも呼べますが、初期費用や維持費用がクラウドに比べて割り増しになります。
そして災害などの損傷によってサービス提供できなくなる、社内の重要なデータが使えなくなる(盗まれる)こともあります。
カスタマイズ可能で自由度も高いですが、それなりにデメリットは大きいです。
ざっくりまとめ
ざっくりまとめます。
- AWSとは、Amazonが提供するクラウドサービスのこと
- クラウドは「インターネットを通じて、必要なサービスを必要な分だけ利用するもの」
- クラウドは3種類に分けられる(IaaS、PaaA、SaaS)
- サーバを準備するには、「クラウド」と「オンプレミス」がある
結構長くなりましたが、いかがだったでしょうか?
これから少しずつ更新していくので、私と一緒に是非頑張っていきましょう!
参考文献
【一夜漬け】AWS認定クラウドプラクティショナー直前対策テキスト
AWS資格の入門編が「クラウドプラクティショナー」です。本書は、まったくの初心者でも、AWSクラウドプラクティショナー試験に合格できるように、基礎から丁寧に解説し、短期間で必要な知識を習得できる直前対策テキストです。