前回の記事では、PHPについて学びました。
今回は、PHPを実行するための環境を整えられる「XAMPP」という物について学びます。
XAMPPとは
XAMPP(ザンプ)とは、以下の頭文字をとってつけられています。
- X: Cross-Platform
- A: Apache
- M: MariaDB(旧バージョンではMySQL)
- P: PHP
- P: Perl
XAMPP をインストールするだけで、簡単に開発環境を整えることができます。
本番環境には適していないので注意しましょう。
XAMPPの言葉の意味を知ろう!
Cross-Platformとは
「クロスプラットフォーム」と読みます。
様々なOSで同じ仕様のアプリを動かせることを指します。
「クロス」は「交差」、「プラットフォーム」は「環境・土台」みたいな意味があります。
「どのOSでも使える土台ですよ。」みたいな感じです(投げやり)。
Apacheとは
Webサーバの役割を持つソフトウェアです。
このソフトがあるおかげで、Webサイトを返すことができます。
【余談】サーバの機能ってどうしたら変わるの?
サーバは、サービスを返すためにあります。
そのサーバの役割は、インストールするソフトウェアによって変わります。
ApacheやNginxをインストールしたら、Webサーバ。
MySQLをインストールしたら、DBサーバのように変化します。
MariaDBとは
「MySQL」というDBから派生して生まれたDBMSです。
「MariaDB」は、「MySQL」よりも処理速度が速いと高い評価を受けています。
【余談】なぜ派生したのか
MySQLの開発元で、開発指針の違いなどがあり衝突が起こっていました。
そして、コアメンバ達で新しく会社を立ち上げ、別のDBMSを開発し始めました。
それが MariaDB です。
「開発者が同じ→ソースコードも同じ」ということもあり、MySQLとの互換性も高いです。
PHP
前回の記事で説明したので、割愛します。
理解が浅いかも……という方はこちらを参照ください。
Perl
「パール」と呼びます。
CGI(Common Gateway Interface)と呼ばれる、Webサーバ内で外部プログラムを実行するための仕組みを使っています。
ほぼPHPと同じ特性を持っています。
PerlはPHPと異なり、HTMLに埋め込むことができません。
コーディング量も必然的に増えるため、難易度は高めと言われています。
(私もPerlは使ったことないのであまり詳しくは説明できませんが…🙇♂️)
最後に
XAMPPについて、理解できたでしょうか?
これらを1つにまとめたのが XAMPP というツールです。
次の記事では、実際にこれをインストールしていきます!
頑張っていきましょう。