タイトルにある通りですね……。
SIMフリー端末にSIMを挿しても使えない事象が起きました。
チェックすべき点は2つ。
その対応方法をご紹介いたします!
チェック項目
最初に結論を述べます。
以下の2点を確認してください。
- キャリアの動作確認端末に含まれているか
- APN設定をしているか
以下は、私の経験を踏まえた上でご紹介していきます!
経緯
ある日、Android の SIMフリー端末を購入しました。
そこに、すでに契約している『格安SIM』を差し込めば理論上は使う事ができる。
……はずなのに、使えない。
- 通話はできる
- Web検索ができない(なぜ)
電話はできているので、SIM自体は認識しているようです。
そこで、キャリアの動作確認端末一覧を確認してみました。
格安SIMを提供しているキャリアが公開している情報です。
「このスマホで、私たちのSIMカードは使えますよ!」という事が書かれています。
私はBIGLOBEモバイルを契約しているので、以下のページです。
私が使おうとしている端末は、動作確認端末として掲載されていました。
もしかしてデータ通信は別ってこと……?
問い合わせてみた
調べてみてもよく分からなかったので、BIGLOBEのお問い合わせ窓口に電話で聞いてみました。
聞いてみると「APN設定」をしているか確認されました。
「いえ、それは存じ上げないので設定していないです」
「あ、原因はそれかもしれませんね。」
『APN設定』とは
APNは「Access Point Name」の略で、スマホ端末でデータ通信をする際に必要な設定なのだそうです。
アクセスポイントは、インターネットに接続するための中継地点のようなものです。
設定をしていないとスマホは「どこに繋いだらいいの?」という状態になり、データ通信ができません。
そこで「ここに接続してね」という風に、スマホに接続先を教えてあげます。
それが「APN設定」です。
大手携帯キャリアであれば、APN設定がされた状態で提供されますが、SIMフリーの場合はAPNの初期設定を行う必要があります。
APN設定の方法(BIGLOBE版)
SIMカードを提供している各社でAPN設定の方法が公開されています。
お使いのSIMカードのAPN設定方法を調べてみてください。
私はBIGLOBEを使っているので、以下のサイトを参考に設定いたしました。
iOSでは、手順が異なるのでご注意ください。
まとめ
『APN設定』という言葉はあまり聞き慣れない言葉ですが、スマホが通信できなくなるという死活問題につながります。
覚えておいて損はないと思います!
お困りの方の力になれれば幸いです。