業務で「ある失敗」をしました。
その失敗を踏まえ、自戒も含めて書き残そうと思います。
新卒3年目にもなって情けないです。。。
失敗した時の状況
私は、3つの案件を掛け持ちしています。
それぞれスマホアプリに関するプロジェクトですので、技術的な大きな違いはありません。
でも、仕様や納期がバラバラで、
頭がパンクしそう!!
A案件をしていたらB案件の質問が来る……。
対応に追われていたらC案件の急ぎの対応依頼が来る……。
複数案件に携わる苦しみ・悩みを感じておりました。
どんな報告の失敗を起こしたのか
計画
その失敗は、ある案件の1つのタスクについてです。
その作業は、1日2時間進めて、2週間かける予定でした。
実作業は10日→20時間なので、約2.5人日(20/8=2.5)で終わる計算です。
実績
そのタスクの途中で、他の案件での作業に追われ、上司に巻き取ってもらうことになりました。
その時点で、残り1日です。
上司はすでに7割近く終わっているものとして見ていたので「すぐ終わるだろう」と見越していました。
しかし、私が作業の引き継ぎ資料を共有したとき、思った以上に進んでいないことに気づきます。
そして大慌てでその日のうちに上司が片付けました。
要するにしわ寄せが上司にいってしまったというわけです。
大変申し訳ないことをしてしまいました。
なぜその失敗が起きたのか
直属の上司とマンツーマンで反省会を行いました。
私は「進捗報告の内容の認識ずれ」が原因と考えています。
では何故、認識にズレが起きたのか。
それは「報告の仕方」に問題がありました。
私の報告の仕方
私の報告スタイルは、簡潔にいうと「この辺りをやっている」というものです。
例えば、以下のようなイメージです。
- 10の細かい作業のうち、5つ目をやっている
- (その5つ目の影響が多く、時間がかかっている)
- だいたい(5つ目の)7割が終わっている
括弧内の言葉を伝えないと、全体の7割が終わっていると誤った捉え方をするに決まっています。
これは明らかに、報告する側である私に問題がありました。
本来の報告の仕方
以下のようなことに気をつけるだけで良いと、アドバイスいただきました。
- 出来ているところ
- まだ出来ていないところ
- 止まってしまうところ
A〜B〜C〜Dのようなタスクの順番で行うと仮定してみます。
A〜Bまでは昨日終わりました。
B〜C〜Dはまだ未着手です。
今日はそのB〜Cまでをやる予定です。
軽く見ただけですが、Dの作業で●●●があり、作業が滞りそうです。
1年目で指導されていたはずですが、今になって出来なくなりました。
何故このような報告の仕方をしたのか
入社して3年目になり、私が入社した当時の3年目の先輩像と重ねてみると、程遠いような気がしました。
それと同時に、責任感と焦りを感じ、「まだ出来ていない」ということに対して引け目を感じていました。
そうして「良く見せよう」とし、報告する際に「まだ出来ていない所」を曖昧に伝えてしまっていました。
「良く見せよう」とするのは、嘘の報告になるということを肝に命じました。
【まとめ】報告における、基本的すぎる重要なこと
私の学びであり、できるようにならなければならないのは以下の通りです。
- 報告は事実ベースで述べる
- 出来たところ
- まだのところ
- 止まるかもしれないところ
- 後の大失敗より、今の小さな失敗
- 良く見せようとするのは、嘘の状況を伝えているに過ぎない
- 無理な依頼は、自分で責任が取れるようになってから
- 今の私にとって、最後にしわ寄せが行くのは上司。だからこそ状況を正しく伝え、正しい判断を下せるようにする。
よく見せようとすることは、大切ですが、よく見せようとしていることがバレてしまうと一気に仕事としても人間としても評価が下がります。
そのことが学べました。今後、気を付けて参ります。