【画像で解説】Androidの署名付きアプリを作成する方法(Generate Signed Bundle)

Androidアプリ開発

Androidアプリを公開するためには、「GooglePlayConsole」というサービスを利用する必要があります。

このサービスを通して、GooglePlayストアにアプリを公開することが可能です。

この記事では、GooglePlayConsoleにアプリを登録するために必要な「署名付きアプリ」の作成手順を解説します。

署名付きアプリの作成手順

大きく2つの手順に分けられます。

  • 署名を作成する(まだ作成していない場合のみ)
  • 署名付きビルドを実行する

署名を作成する

署名の作成は、ビルドの途中過程で行うことができます。

まず初めに、メニューバーから「Build」>「Generate Signed Bundle/APK」を選択します。

「Android App Bundle」を選択した状態で、「Next」を押下します。

するとキーストア入力画面が表示されます。

Generate Signed Bundle or APKの構成要素
  • Module
    • パッケージ名(変更不可)
  • Key store path
    • キーストアの格納場所(パス)を指定
  • Key store password
    • キーストアのパスワード
  • Key alias
    • アプリ署名時に使う秘密鍵の名称
  • Key password
    • アプリ署名時に使う秘密鍵のパスワード
  • Encrypted key export path
    • 秘密鍵の出力先

今回は初めてなので、キーストアの作成と設定を行う必要があります。

「Key store path…」の下にある「Create new…」を選択します。

ここで表示された「New Key Store」ダイアログで、新しいキーストアを作成することができます。

New Key Storeの構成要素
  • Key store path
    • 作成したキーストアの出力先。
    • 一旦デスクトップなど、わかりやすいところを指定するとGOOD。
    • ファイル名も記入する(今回は「keyStore」としている)
  • Password
    • キーストアのパスワードを入力
    • Confirmは確認のためもう一度入力する
  • Alias
    • アプリ署名時に使う秘密鍵の名称を入力する
    • アプリ名などでOK
  • Password
    • 秘密鍵のパスワードを入力
    • Confirmは確認のためもう一度入力する
    • 全く同じものは避けた方がベター
  • Validity(years)
    • このキーストアの有効期限を設定する
    • デフォルトの25年で問題なし
  • Certificate
    • 署名を記入する
    • 上から順に、姓名、組織の部署、組織名、国(都道府県)、県(市区長村)、国コード(日本はJP)

個人開発の場合、組織(Organizational)は未記入でも問題ないです。
以下は記入例です。

「OK」を押すと、ダイアログが消えます。
作成したキーストアの情報と、入力されている情報が合っているか確認しましょう。

問題なければ「Next」ボタンを押下します。

今回、本番リリースするアプリなので「productRelease」を選択し、「Finish」を押下します。

するとビルドが実行され、画面右下のダイアログが表示されます。

「locate」の部分をクリックすると、出力先が表示されます(便利)。
出力された署名付きアプリは、管理しやすい場所に移動させておきましょう。

次におすすめ

以下の記事では、Androidアプリの公開までの手順をまとめています。

ぜひ、おさらいにご活用ください!🙇‍♂️

☞【最新版】Androidアプリのストア公開手順まとめ

【最新版】Androidアプリのストア公開手順まとめ
AndroidアプリをGooglePlayストアに公開する手順をまとめました。 署名付きバイナリの作成方法から、内部テストの方法など、アプリ公開に関することを1つにまとめています!

参考

アプリへの署名  |  Android Studio  |  Android Developers
アプリ署名とセキュリティに関する重要な概念、Google Play でリリースするアプリに Android Studio で署名する方法、Play アプリ署名にオプトインする方法について説明します。
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