たまにWebサイトやブログを立ち上げたいと相談を受けます。
当サイトを1年近く運営している私が、実際に学習したこと、実践したことなどをシリーズ形式で紹介していきたいと思います。
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サーバを準備する際の2つの方法
サーバを準備する際、主に2つに分けられる。
- クラウド
- オンプレミス
クラウド
クラウド(サービス)とは、「インターネットを通じて、必要なサービスを必要な分だけ利用するもの」です。
クラウドは「抽象的な概念」として捉え、こういう考え方なんだなという認識で良いです。
クラウドを通じて、サーバを構築することができます。
俗に「レンタルサーバ」とも呼ばれます。
ざっくりなイメージ、インターネット上にサーバ作るんやな。
クラウドサービスの中でもまた種類が細分化されます。
詳しくは、クラウドについての記事をご覧ください。
オンプレミス
クラウドと対照的なのは、実体としてあるかどうかということです。
自前でサーバーとなるコンピュータを購入し、ネットワークからアクセスできるための機材を繋いで、設定して準備する。
サーバを注文してから届くまで時間もかかるし、届いてからも設定で時間がかかります。
学習コストや時間的なコストもかかるので、初心者には敷居が高いのが実情です。
メリットとデメリット
それぞれ対照的に良い点、悪い点があります。
それを紹介していきましょう。
クラウドのメリット
メリットとして下記のようなことが挙げられます。
- 物理サーバーが不要!
- メンテナンスが不要!
物理的に実体がないので、サーバーにするコンピュータの購入費用が掛かりません。
そして、災害などで損傷してサービス停止になる危険性もありません。
さらに、実体のサーバは世界各地で管理されており、メンテナンスする必要がありません。
クラウドのデメリット
デメリットとしては、カスタマイズがしにくいところです。
結局提供会社が準備している範囲のみでサーバー構築していくためです。
また、サービスが停止・提供会社が倒産などしてしまうと継続できなくなります。
AWSなど大手であれば危険性は少ないと思いますが……その可能性が100%ないとも限りません。
5年後くらいは大丈夫だろうけどね(フラグ?)
オンプレミスのメリット
メリットとして下記のようなことが挙げられます。
- サーバー本体からセキュリティまで独自に構築することが可能
- コストを固定できるため、予算化しやすい
独自のセキュリティ技術で守らなければならない重要機密情報などがあればオンプレミスの方が良いでしょう。
そういう情報は、、、よっぽどの企業ではやらないと思いますが。
オンプレミスのデメリット
メリットの裏返しとも呼べますが、初期費用や維持費用がクラウドに比べて割り増しになります。
そして災害などの損傷によってサービス提供できなくなる、社内の重要なデータが使えなくなる(盗まれる)こともあります。
カスタマイズ可能で自由度も高いですが、それなりにデメリットは大きいです。
まとめ
個人で開発をしたり、組織の中で管理したい場合はオンプレミスで構築する場合があります。
しかし、ここ最近ではクラウドサービスを使った構築が一般化しています。
次回は、クラウドサービスを使って、実際にサーバを構築していきましょう!
※現在準備中です。