前回は、XAMPPをWindowsPCにインストールしました。
この記事では、XAMPPの中身を詳しく見ていきます。
インストール先に「.」をつけた理由
前回の記事で、「User/.xampp/」というディレクトリの下にXAMPPをインストールしました。
「.」をつけた理由としては以下の通りです。
- もとからAndroidStudioのファイルが「.android」としてユーザ直下に作成されていた
- UNIX,Linuxでは”.”をつけると隠しファイル、ディレクトリになる
- 隠しファイルの通例のよう。
- あまり使いどころないですが、Windowsでも通例に合わせてこうしました。
- コメントでも、XAMPPの隠しファイルについて言ってる。
インストール直後の状態を確認する
初期状態では、「htdocs」というフォルダに、Apacheの公開コンテンツが格納されています。
localhost などでアクセスすれば、ここに置かれているindex.php
というファイルが開かれます。
このような、最初に開かれるファイルがある格納場所を「ドキュメントルート」と呼びます。
手順としては、以下の通りです。
user/.XAMPP/htdocs
を開くindex.php
がある
index.phpの中身を見てみよう
VisualStudioCodeなどのテキストエディタで、index.phpの内容を見てみましょう。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
<?php if (!empty($_SERVER['HTTPS']) && ('on' == $_SERVER['HTTPS'])) { $uri = 'https://'; } else { $uri = 'http://'; } $uri .= $_SERVER['HTTP_HOST']; header('Location: '.$uri.'/dashboard/'); exit; ?> Something is wrong with the XAMPP installation :-( |
その内容をざっくりいうと、以下のような感じです。
- HTTPS通信か判定する
- プロトコルと、HOSTを連結する
/dashboard
へリダイレクトする
/dashboard
ディレクトリを見ればわかりますが、その中にはindex.html
がありますね。
実際に、localhost(127.0.0.1)にアクセスすると、表示されます。
言語別にディレクトリが分かれているようですが、どうやって実装しているかはよくわかりません(適当)。
多言語サイトで自動的に言語を判別する4つの方法などで対応しているのかもしれません。
内容について
localhostにアクセスするということについて
最後に
今回は簡単に、ドキュメントルートとPHPのファイルの中身を見てみました。
次は、セキュリティの設定を行なっていきます!
【Webアプリ製作入門⑤】 XAMPP のセキュリティ設定をしよう!
ローカルの開発環境と言えど、外部から攻撃を防ぐことも必要です。念のためセキュリティ設定をしておきましょう!