近年、IT業界への転職を目指す方が増えてきたように感じます。
この記事を読んでいるあなたも、学習を始めようと考えていたり、すでに学習しているかと思います。
分からへんわ!
世間一般的には、ちょっと敷居の高い職業と感じる人が多いようです。
このような風潮があるため、このような考えを持ってしまいがちです。
ですが、意外とプログラムは単純で、基本的には3つのことを組み合わせているだけなんです。
今回は、プログラムの基礎の基礎となる3つを学んでいきましょう!
プログラムの基礎となる3つ
順次
順次とは、言葉の通り「次から次へと順繰りに進めていくこと」です。
なので、上から下へ処理を進めていくイメージですね。
プログラム以外にしても、どの物事でも順次的に進行していきます。
例えば「買い物をしに外出する」としましょう。
- 買い物しに外出する
- 銀行でお金を下ろす
- 薬局で洗剤を買う
- スーパーで食材を買う
- 家に帰る
このような順次的な動きをしています。
このように手順通りに上から下へと処理を進めていくことが順次です。
分岐
分岐とは、「条件によって処理を分けること」です。
条件(式)に当てはまるか、当てはまらないかを判定して、そこから処理を実行していきます。
日常生活でも分岐は行っていますよね。
- 朝起きた。
- パンが有るか無いか(分岐条件)
- あればパンを食べる。
- なければご飯を食べる
- 7時過ぎたか(分岐条件)
- 過ぎていれば身支度をする。
- 過ぎていなければまだ寝とく。
- パンが有るか無いか(分岐条件)
実は人間は、無意識のうちに分岐条件を判定をして行動しています。
一般的にプログラムでは「if / else」「switch」などが使われます。
条件の粒度(判定の細かさ)はどうするか、1つのifの中に4つの条件を入れるのか…などなど、考えることはたくさんあります。
この分岐1つにしても、結構奥深いものです…。
使い慣れていくにつれて、色んな使い方があることを学んでいくと思います。
反復
反復とは、「同じ動作を繰り返し行うこと」です。
学生の頃やった「反復横跳び」も反復ですね。
一般的にプログラムでは「for / while」が使われます。
※言語によって、拡張for文やforeachなどもあります。
専業主ふの方であれば、特に馴染み深いのではないでしょうか。
- 毎日の家事
- 弁当を作る。
- 洗濯をする。
- 部屋の掃除をする。
- 晩御飯の食材を買いに行く。
1日スパンで反復をしていますよね。
同じようにプログラムでも繰り返して処理を実行します。
プログラムの基礎と生活のつながり
まとめです。
プログラムの基礎の基礎として3つ紹介しました。
- 順次
- 分岐
- 反復
これら3つは、人が日常生活の中でもよくやっていることだとお気づきでしょうか。
毎朝学校や仕事に行く前にご飯を食べ、歯磨きをし、身支度をして家を出る(順次)。
信号機が赤だったら、足を止めて、青に変わるのを待つ(分岐)。
学校や会社にきたら、すれ違う人に挨拶をする(反復)。
これを1日というスパンで考えると、
平日は登校・出勤の反復とも言えますね。
日常生活とプログラムの基礎である3つには、密接な関係性があります。
このことが分かると、より身近に感じられたのではないでしょうか。
ぶち壊していくスタイルなのね。
コンピュータ、どうやってつくったんですか?
物語・対話形式でコンピュータの歴史とプログラムが動く仕組みを紐解いていく一冊。私も読みましたが、キャラクターの会話にクスッと笑えて楽しみながら読めるのでオススメです!