たまにWebサイトやブログを立ち上げたいと相談を受けます。
当サイトを1年近く運営している私が、実際に学習したこと、実践したことなどをシリーズ形式で紹介していきたいと思います。
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Webサイトの基礎
…と言っても、これだけで本1冊書けるような奥深いものです。
まずは、ざっくり理解することを目標にしましょう!
下記の4つの用語を押さえます。
- クライアント
- サーバ
- リクエスト
- レスポンス
クライアントとサーバ
さて、Webサイトを見る側に立ったと想定しましょう。
そうすると、手元のスマホやPCなどが必要になりますね。
これらのアクセスする側を「クライアント」と呼びます。
手元のスマホ……そうそれ!
それがクライアント!
次に、アクセスを受け取る側が必要ですね。
これを「サーバ」と呼びます。
- クライアントがアクセスする側
- サーバがアクセスされる側
Webサイトを見るには、大きく上記の2つがあることが必須です。
スマホないのにWebサイト見れないもんな。
リクエストとレスポンス
クライアントからサーバへのアクセスを「リクエスト」と呼びます。
リクエストというのは、「Webサイトの情報を下さい」と要求しているからです。
そしてサーバからクライアントへの情報返却を「レスポンス」と呼びます。
レスポンスはそのままの通り「情報を返答」しているためです。
アクセス制限が掛かっておりサイトを見れない場合や、サーバが正常に動作していない場合にもレスポンスを返します。
ざっくり4つの用語を押さえたところで、もう少し深掘りしていきましょう!
クライアントについて
クライアントは、PCやスマホであることは先述の通りです。
では、実際にWebサイトにアクセスする際、何を使って見ますか?
「Chrome」「Safari」「Firefox」あたりでしょうか。
これらを「ブラウザ」と呼びます。
厳密にいうと、そのブラウザがリクエストしています。
URLを入力、またはリンクをクリックすることで、ブラウザが「このURLにアクセスするで!」と処理を実行しています。
そしてサーバから返ってきたHTMLを解析して、画面上に表示しているわけです。
- クライアント≒ブラウザ
- ブラウザでは、サーバから返ってきたファイルを解析して表示している
サーバについて
クライアントからリクエストがきて、Webサイトの情報を返します。
サーバという言葉の由来
サーバは英語で「server」と書き、「提供者」という意味があります。
ビールサーバも、ビールを提供する機械のことですよね。
バレーのサーバも、ボールをコートに提供する役割です。
- サーバ≒リクエストに応じて情報を提供するコンピュータのこと
サーバの種類
サーバは提供者ということがわかりました。
提供する(クライアントへデータを返す)ものにも様々なものがあり、処理によってサーバの種類(名称)が異なります。
- Webサーバ
- DBサーバ
- メールサーバ
- DNSサーバ
- FTPサーバ
この他にもありますし、現場によっては呼び方が混在しているので注意しましょう。
今回は「Webサーバ」に絞って学習します!
Webサーバでは、具体的にはHTMLやCSS、画像などのデータを提供(返却)します。
- サーバには様々な種類があり、一般的なサイトはWebサーバで構築される
- WebサーバはHTMLやCSSなどをレスポンスとして返す
まとめ
最後に復習しましょう。
- クライアントとサーバがある
- リクエストとレスポンスの2つがある
- Webサイトは、Webサーバによって提供される
次は、サーバ側を深掘りしていきます!