iOSアプリの開発を学習するには、まずは初歩の初歩。
プロジェクトファイルを作成しなければ何も始まりません。

僕
早速やっていきましょう!
Xcodeのバージョンによっては、若干操作や画面表示が異なる場合があります。ご注意ください。
必要なもの
- MacOSのPC
- Xcode(私の環境は11.2.1)
プロジェクトの作成方法
Xcodeを起動
Xcodeを起動したら、最初の段階で以下のようなウィンドウが表示されます。
そして、「Create a new Xcode project」をクリックします。
プロジェクトのテンプレートを選択
プロジェクトファイルは、真っさらな0の状態から作成していくわけではありません。
「テンプレート」と呼ばれる雛形を最初に選択します。
今回はシンプルでオーソドックスな「Single View App」を選択します。
テンプレートを選択したら、右下の「Next」をクリックします。
プロジェクトのオプションや詳細な設定を行う
詳細はこちらを参考にします。
よく分かってなくても、「Pruduct Name」と「Team」、「Organization Name」、「Organization Identifier」は確認しておきましょう。
リリースしない場合は、「Organization Identifier」は適当で問題ないです。
そして、右下の「Next」ボタンを押したらプロジェクトが作成されます!
【もっと深く理解】プロジェクトの詳細設定
- Product Name
- プロジェクトの名称を設定します。
- Team
- Xcodeに登録済みの Apple ID を選択します。
- 手元にある実機端末でアプリの動作確認をする際は必要になります(シミュレータであれば必要ないです)。
- Organization Name
- 会社名や組織名を設定します。業務で会社名を入れる、というわけでもなければ自由で結構です。
- Organization Identifier
- 最初に入力した Product Name と組み合わせて、Bundle Idenfitier に設定されます。
- Bundle Identifier
- Product Name と Organization Identifier を組み合わせた自動生成文字列となるため、自由に入力することはできません。
- Language
- iOSアプリ制作を進めるプログラミング言語を選択します。
- 基本的にSwiftを選択します(Objective-Cは古いプロジェクトでしか使われていません、学ぶには相応しくないでしょう)。
- User Interface
- 開発環境を選択します。2019年に発表された「Swift UI」というものが選択できますが、動作も不安定で出来ることも制限があるため「storyboard」を選択した方が無難でしょう。
まとめ
手順は少ないですが、全く分からないと躓くものです。
1つ1つ確認して進めていきましょう。
次は、自動生成されたファイルが、どんなものなのか見ていきましょう!

【iOS開発入門】プロジェクト作成時に自動生成されたファイルを理解する
プロジェクト作成時に生成されたファイルたちが、どんなものなのか理解を深めていきます!